二場勇次という男を憶えているだろうか?
彼女に対して残忍な行いをして命を奪った凶悪犯であり、逮捕後、判決を不服として控訴した。
そんな二場勇次の最新情報があるのだが、二場勇次の裁判はまだ続くものと思われる。
それに加えて、二場勇次の現存しているFacebookや彼女や子供の写真画像などを絡めながら、事件を振り返っていこう。
二場勇次という恐ろしい凶悪犯
Facebookには現在も二場勇次の子供との写真や、当時の仕事などの活動記録が投稿されているタイムラインがある。
二場勇次は2015年5月25日に死体遺棄の疑いで逮捕されている。
共犯の30歳の大鳥豊樹と供に逮捕された二場勇次はこの時、49歳であった。
この二人はFacebookのやり取りで知り合っており、どこか親子の様な付き合いをしていたということであった。
ところが、二場勇次は住んでいた福岡県田川市の近所からは、すごぶる評判の悪い男であった。
その当時から、過去に『人を殺している』と、いう噂が近隣住民から囁かれており、恐れられていたという二場勇次。
事件は共犯者の大鳥が実は24日の朝に博多警察に自首をしたことから、事件は発覚したのだった。
事件の概要は以下の通り。
田川市のアクセサリー販売業・二場勇次被告は2015年、交際相手の中村由美さんに自宅でスプレーを使って火をつけた上、福岡市のホテルなどに連れ回して、電気ポットで頭を殴り、殺害したなどとして罪に問われています。
引用:西日本新聞より
以前から複数の女性から、二場勇次に暴力を奮われていたという相談が、博多警察には届けられていた。
二場勇次の彼女に対する凄まじい暴力
交際女性の頭に火をつけ電気ポットで殴って殺害、52歳男、初公判で無罪主張 #福岡地裁https://t.co/DuchjPIfbi#殺人 #死体遺棄 #二場勇次 被告(52)#中村由美 さん当時(41)頭にライターとスプレーで火を吹付けやけど負わせ
電気ポットで頭を殴り殺害 pic.twitter.com/B2FJwoXcL8— でびたん (@devilpoison1) 2017年10月3日
二場勇次と彼女とされている中村由美さんが命を落とす経緯は以下の通りだ。
中村さんの知人女性の証言によると、2015年5月23日の夜に中村さんに二場勇次から連絡があったという。
知人女性のLINEには当時、中村さんとのやり取りが残されていた。
そこからプツリと中村さんの消息が途絶えてしまった為に、心配した中村さんの家族が女性に連絡をとる。
共通の知人であった二場勇次の知り合いにコンタクトをとると、二場勇次と中村さんは2人で待ち合わせをしていたということであった。
その後、中村さんの家族に知人は二場勇次の連絡先を教えたというのだが、この時、中村さんに起きていたことは二場勇次からの残忍な仕打ちであった。
福岡市内のホテルなど、様々なところに連れまわしては暴力を働き、何と電気ポットで7回も中村さんの頭を殴ったという。
更には頭にスプレーを使った火炎放射までをしていたという残忍な拷問を二場勇次はしていたのだった。
まるで栃木リンチ殺人事件を彷彿とさせる、おぞましい犯行であるが、中村さんは絶望の中で亡くなったと思うと、心が痛い・・・。
二場勇次の最新情報は?
そんな二場勇次であるが、逮捕後の裁判では懲役10年の判決が出たが、これに対して控訴した。
当時、報道などでは彼女の中村さんの直接の死因は肺炎であったという情報もあった。
確かに中村さんは体調を崩しており、肺に異常があった為に、直接の死因はそれであるということもあり、第一審の裁判では傷害致死罪にあたるということで判決が出たそうだ。
だが、それに対して控訴をした結果、2018年9月27日に第二審の判決が出たのだった。
それは第一審の傷害致死罪を棄却し、殺人罪を適用したことにより、懲役22年の判決を下したのだった。
「殺人罪が適用されず懲役10年となった一審の判決。
27日の判決で福岡高裁は一審の判決を破棄し、殺人罪を適用しました」
控訴審判決で福岡高裁の岡田信裁判長は「電気ポットで、少なくとも7回殴打したことが認められる」と指摘しました。
その上で「死に至らしめる危険性がある、と認識しながら暴行に及んだ」として、殺人の罪を適用し、二場被告に懲役22年を言い渡しました。
引用:西日本新聞より
しかし、二場勇次はこれを更に不服として、上告するということであり、まだまだ裁判は続くことが予想されるということである。
これが二場勇次の最新情報である。
二場勇次の裁判は今後もまだ続く
二場勇次のFacebookなどを見ると、明らかに尋常ではない表情に心が凍り付かされる思いである。
その投稿などからは物腰が丁寧な印象があり、子供や女友達や彼女と供にうつっている写真画像などは、至って普通に見えるのだが・・・。
しかし、これほどの残虐な事件を起こして、罪を認めず裁判を続けるという気持ちとしては、自分のしたことの恐ろしさと重大さが全く分かっていないのかも知れない。
今後もこの裁判は数年間に渡り続いていくものと思われるが、この二場勇次の瞳に宿るドス黒い形容しきれない光は、正にサイコパスのそれに見えるのだが、どうだろうか?
最新情報があれば、追ってまた追記という形をとって、書き残す所存だ。