有楽町三億円事件で解決に尽力したとされる警視庁の雄・塚本宇兵と緒方保範。

 

非常にその筋では有名人ではあるが、残念なことにWikiなどの情報が無いので、ここでは出来る限りの塚本宇兵と緒方保範の明かされている経歴などをまとめてみた。

Sponsored Link

塚本宇兵のWikiや経歴

出典:Ameba【ウォームハート】より

【名前】 塚本宇兵(つかもとうへい)

【生年】 1936年(昭和11年)

【年齢】 82歳(2018年現在)

【出身地】 茨城県筑波郡上郷村

【所属】 元警視庁→日本シークレットサービス

【活動】 1955年~2001年

 

塚本宇兵は昭和11年(1936年)は茨城県にて生まれる。

 

実家は農家であり、6人兄弟の次男として育ったが、中学2年生の時に母親が病気で倒れ、父親に主に育てられたという。

 

実家の農業を手伝いながらも、喧嘩早く【喧嘩宇兵】と呼ばれて、高校生の頃には有名人であったという。

 

高校卒業後に警視庁の警察官登用試験に合格。

 

その後の昭和30年(1955年)に警視庁巡査となり、刑事課に異動後の昭和42年に警視庁鑑識課指紋係に配属される。

 

昭和57年(1982年)にフィリピン共和国国家警察軍犯罪科学研究所に、犯罪鑑識の指導のために派遣される。

 

帰国後の昭和59年(1984年)から警視庁鑑識課現場指紋係長に就任。

 

平成7年、その功績を称えられて警視庁指定広域技能指導官に認定されて従事。

 

平成13年(2001年)に警視庁鑑識研究所長を辞任。

 

その後も警察大学校で講師などを務めた。

 

塚本宇兵は指紋のエキスパートとして、日本犯罪史における重大事件の捜査に尽力している。

 

手掛けた事件の中の一部には、府中三億円事件、有楽町三億円事件、よど号ハイジャック事件、組織犯罪オウム事件など。

 

また警視庁を辞した後には、自らの経験などをまとめて書籍も敢行している。

指紋は語る―“指紋の神様”と呼ばれた男の事件簿

「指紋の神様」の事件簿 (新潮文庫)

黒の紋様―警視庁指紋捜査官レポート

 

塚本宇兵の現在

出典:YouTubeより

塚本宇兵は警視庁を辞し、警察大学校の講師などを務めた後は、(株)日本シークレット・サービス主任研究員に就いた。

 

日本シークレットサービスは警察官OBを中心に構成されたVIPクラスの要人を警護する民間のボディーガード会社である。

 

また2003年にはテレビ番組【ミライ】において、指紋捜査の神として出演している。

 

現在は塚本宇兵は82歳となっているが、変わらず各方面で指紋技術の向上などに目標として指導を行っているという。

 

緒方保範のWikiや経歴

出典:YouTubeより

【名前】 緒方保範(おがたやすのり)

【生年】 1933年(昭和8年)

【年齢】 85歳(2018年現在)

【出身地】 熊本県

【所属】 警視庁

【活動】 1951年~1993年

 

緒方保範は高校卒業後、警察学校機動隊を経て、昭和30年に原宿署管内の交番に勤務する。

 

昭和32年盗犯担当の刑事に昇任。

 

昭和40年に【少年ライフル魔事件】で犯人逮捕に尽力し、警視庁捜査一課へ転任する。

 

その後、昇任を続けて、多くの凶悪事件の捜査指揮を手掛ける。

 

代表的な事件は

愛知連続保険金殺人事件

新夢の島バラバラ殺人事件

有楽町三億円事件

 

平成2年に警視に昇任し、平成5年に警視長を定年退職した。

 

緒方保範は、通称『赤鬼』と言われて関係者から恐れられていた名うての警視庁の刑事である。

 

前述した塚本宇兵が新米だった頃には、捜査の指導をしたこともあるという人物である。

 

塚本宇兵と供に難航を極めた有楽町三億円事件を解決に導いた立役者と言われている緒方保範。

 

しかし緒方もまた日本犯罪史上、現在も尚、語り継がれている凶悪事件にしばしばその名を残しているのだ。

 

中でも非常に有名なのは少年ライフル魔事件である。

 

警視庁を定年退職してから後、NHKドキュメンタリー番組【プロジェクトX~挑戦者たち~】2001年10月30日放送の第71回「謎のマスク 3億円犯人を追え」に前述した塚本宇兵と供に出演。

 

更に2003年にはテレビ番組【ミライ】においても、塚本宇兵が出演した後に登場、自らの半生を語っている。

 

おわりに

塚本宇兵と緒方保範という日本の凶悪事件に真っ向から立ち向かった警察官についてまとめてみた。

 

本来、刑事や鑑識官という職業は、日の目を見ることがない裏方の地味な印象が拭えない。

 

だからこそ、大きく犯罪に貢献しても、その名前などはWikipediaなどに記されることも稀である。

 

しかしこうした偉人たちが実は我々の生活を陰ながら支えているという事実も、時には振り返ることも必要であると考えている。

 

Sponsored Link