有楽町三億円事件が奇跡体験!アンビリバボーで取り上げられる。

 

テレビ番組では都合上、語られないであろう事実を絡めて、ネタバレとして紐解こうと思う。

 

有楽町三億円事件は第二の三億円事件としても、非常に有名な日本犯罪史上類を見ない衝撃的な事件であるので、参考にしてもらいたい。

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有楽町三億円事件の概要とは?

事件は32年前の1986年11月25日・午前8時という早朝に発生した現金強奪事件である。

 

東京都千代田区で営業していた三菱銀行有楽町支店の路上にて、現金輸送車が襲撃された。

 

被害は現金・約3億3000万円と有価証券。

(現在の価値では約10億円になる。)

銀行員が輸送車に現金を積んでいる最中、突然、三人組の男たちが現れて、催涙スプレーを行員に吹きかけて無力化させた。

 

そのスキに乗じて、現金と有価証券が収められた輸送車を強奪したということである。

 

この事件から約18年前に起きた日本犯罪史上最大級の被害額と逸話が残る、1968年の『府中三億円事件』と共通項があることから、第二の三億円事件と名付けられることになる。

 


事件の発生した三菱銀行有楽町支店は、東京三菱銀行京橋支店に統合され、現在、事件発生場所は、三菱UFJ銀行・ATMコーナーのみの設置となっている。

有楽町三億円事件の犯人とは?

現金輸送車を襲ったのは三人組の男たちであり、外国人で構成された強盗団であった。

 

フランス人・3人と、アルジェリア人・1人の計4名で構成。

 

名前は

主犯のフィリップ・ジャマン

ティフラ・ノルディン

リシャール・ルロワ

ユセフ・キムーン

で、ある。

 

彼らは有楽町三億円事件を起こす数年前にも、海外の美術館で高額の絵画を盗み出しており、密売を目的に日本に入国していたのだった。

 

有楽町三億円事件の捜査にあたる二人の人物

銀行員が即座に警視庁に通報した。

 

18年前に発生している府中三億円事件は時効が成立していることで、警察の面子は丸つぶれとなっている。

 

それと類似し、マスコミが第二の三億円事件と報じる中、何が何でも解決をさせる必要があった。

 

事件発生から三十分後には、警察と鑑識が現場に到着。

 

鑑識課には『指紋の神様』と異名をとっていた塚本宇兵が指揮をとっており、警視庁からやってきた面子の中には『赤鬼』と周囲から恐れられていた敏腕刑事・緒方保範がいた。

 

警察関係者に知られた二人が捜査に加わっていたものの、操作は難航する。

 

塚本宇兵は長年の経験を踏まえて、事件現場から犯人を特定するだけの有力な物証などは見つからないと危惧していた。

 

一方、緒方保範は18年前の未解決事件となってしまった三億円事件の教訓をいかして、現場に残された数少ない遺留品の絞り込みを選択する。

 

有楽町三億円事件の捜査は難航

塚本宇兵は犯人グループが逃走したと思われる経路に残された、新券の千円札から一つの指紋を検出し、それをとっかかりに調査を開始。

 

新券ならば造幣局の人間以外の指紋はつかない。

 

ならばまずは造幣局の職員たちの指紋を採取し照合する必要があったが、造幣局組合がこれに対して難色を示し捜査協力を拒んだのだ。

 

造幣局の職員たちは、善良な一般市民であり、指紋の提示をするということは、プライバシーの侵害になると組合が意見してきたのだった。

 

そこで塚本宇兵は鑑識課を率いて、造幣局に足を運ぶ。

 

そこで職員一人一人の指紋を採取させてもらい、その場で新券の千円札から採取された指紋と照合するという気の遠くなる工程を踏むことにする。

 

新券の千円札の指紋と、職員たちからとった指紋が適合しなければ、その場で職員の指紋を破棄するという方法。

 

この塚本宇兵の紳士的な指紋採取の調査に、造幣局の職員や組合は捜査協力を拒むことはなく受け入れたのだった。

 

その結果、新券の千円札から採取された指紋が、造幣局の人間の指紋ではないことが判明し、【AFIS】という警視庁に配備されていた『指紋自動認識システム』に新券に付着した指紋をかけてみることにするが、合致する指紋は出てくることはなかった。

 

塚本宇兵の地道な指紋調査が行われている中で、緒方保範は犯行当時の遺留品である毛布に着目していた。

 

毛布を調べてみると、それはリース品であったことを突き止める。

 

生活用品のリース業者・数十件をしらみつぶしに当たってみると、あるマンションに配送された毛布であることを掴む。

 

そこは四人の外国人が借りていた部屋であった。

 

緒方保範は部屋を借りる為に両替を行ったはずと踏んで、金融機関をしらみつぶしに当たると、身分証の提示にパスポートを出した外国人がいたことを発見。

 

しかし、そのパスポートは偽造品であった。

 

パスポートの写真をフランス警察に送ってみると、その写真とよく似た人物が浮上。

 

それが主犯のフィリップ・ジャマンであり、フランスから送られてきた指紋と、塚本宇兵が採取した新券の指紋を照合してみると一致した。

 

有楽町三億円事件の犯人と断定し、警視庁はインターポールを通じて、国際指名手配をする。

 

事件発生から約一年半年後の1988年4月に主犯のフィリップ・ジャマンはメキシコで逮捕されて、残りの三人はフランスで逮捕されたのだった。

 

有楽町三億円事件で活躍した二人の人物

塚本宇兵と緒方保範の指揮と協力関係により、難航を極めると予想されていた有楽町三億円事件は僅か一年六カ月ほどで解決となった。

 

これは当時、警察によっては汚点とも言うべき府中三億円事件があった為に、それのリベンジが叶ったということとして、威厳と面子を保った注目された事件であった。

 

この有楽町三億円事件で活躍した二人の人物に関しては、別記事で詳しく記しているので、興味のある方は参考にして欲しい。

 

テレビ番組・アンビリバボーのネタバレとして記述してみたが、これを踏まえた上で実際の番組を楽しむと、より理解が深まると思う。

 

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